通訳機『ポケトークW』を使わせてもらったので、評価してみる【口コミレビュー】

トラベルグッズ

海外旅行をする上で、最大の不安材料とも言えるのが「言語の壁」。

「海外行ってみたいけど、英語が苦手で…。」

など尻込みしている人は多いです。

 

そんな不安を解消してくれるのが、

通訳機・翻訳機!

特に、2017年に登場してから注目が高い、

POCKETALK(ポケトーク)

 

外国語をほとんど話せない私も、気になっていたので、

試しに使わせてもらいました。

 

ここでは、実機体験にて得られた、

ポケトークW』のメリットデメリットについて解説する。

 

早速、実機体験

今回は、とあるイベントにて、『POCKETALK W(ポケトークW)』を実機体験。

明石家さんまさんのCMでも有名。

夢のAI通訳機「POCKETALK W(ポケトークW)」

 

小さく、軽い

第一印象は、「思ったよりだいぶ小さい。」

手のひらサイズ

一般的なスマホより、二回りくらいは小さい。

PCのマウスくらい?

丸く持ちやすく軽いので、これなら携帯するのは全然問題なさそう。

胸ポケットにすら収まりました。

 

逆に軽すぎて、落っことしそうなくらいだが、

ストラップが着けれるので、首から下げておけば良いだろう。

スタッフさんも、首から下げてました。

 

いざ翻訳

今回は、中国語と日本語で、会話してみた。

使い方は、非常にシンプル

左のボタンを中国語に、右のボタンを日本語に設定している。

あとは、言語に対応したボタンを押して、話すだけ

ものの数秒で翻訳してくれた。

 

音声認識と翻訳の精度は高い

イベント会場内だったので、周りはかなりガヤガヤしていたのだが、

音声認識は問題なさそうだった。

また、スピーカーの音も大きく、よく聴こえた

 

わざと聴き取りづらくしゃべって、おかしな翻訳をさせてみたが、

画面上にテキストとしても、両言語が表示されるので、間違いはすぐ訂正できる

 

また、一文があまりにも長すぎても、翻訳精度は落ちてしまうが、

通常の会話のやり取りであれば、

通訳者に付き添ってもらってるかのごとく、スムーズに会話ができた。

 

これはかなり使いやすい!

 

他と比べた、ポケトークの利点は?

翻訳の技術はここまで来ているのか…、と実感できたところで、

ポケトークWが優れてる点を、聞いてみた。

 

翻訳アプリに比べて、精度は圧倒的

これは他社の翻訳機にも言えることだが、

スマホの翻訳アプリに比べて、

翻訳精度が圧倒的に高い

これは、言語ごとに最適な翻訳エンジンを用いているからだ。

 

翻訳アプリだと頼りない

私も、海外でグーグル翻訳を使用してみたことがあるが、

英語以外の翻訳では、精度がかなり低いことを実感している。

他愛もない雑談で使用するなら、まあなんとかなるかな、という感じだ。

正しく訳せなくても、まあいいか、くらいで。

しかしこれでは、トラブルや交渉で用いるには、だいぶ頼りない

ポケトークならば、そんなときでも大いに頼れる存在になるだろう。

 

電池持ちも良い

旅行中はスマホを他のことに使用して、電池は消耗しがち

いざというときに翻訳アプリが使えなくなることもある。

 

ポケトークは、連続使用でも7時間は使えるとのこと。

この点も、翻訳アプリに勝る。

 

 

高い音声認識能力

ポケトークW』は、

ノイズキャンセル機能付きのデュアルマイクを搭載!

…つまりどういう事というと、

音声認識能力が、非常に高い!

スピーカーも大きいので、

通訳音声もよく聴こえる!

 

周りが騒がしくても、しっかり会話ができるのは、

先に述べた体験談の通り。

 

空港やレストランで、周りに人がたくさんいても、

ストレスなく使用できる。

これが『ポケトークW』の優れた点の一つ。

 

 

ランニングコストが低い!

多言語を高い精度で翻訳するには、

クラウド上の翻訳エンジンを用いるのが、現在の主流。(2019年)

そのため、SIMの通信が必要になるのだが、

ポケトークW』には、専用の『グローバルSIM』が用意されている

なんとこの『グローバルSIM』さえあれば、

そのまま世界中で利用できる。

他国に行くたびに、SIM開通の手続きをしたり、設定をしたりする手間がない

対応国・地域は、100以上。 対応言語は、74言語

通常旅行する様な国なら、まず問題ないだろう。

 

別途SIMWi-Fi環境が必要になる他社製品では、

端末自体の価格が安くても、

ランニングコストにお金がかかることもあるので、注意が必要だ。

 

その点、『ポケトークW』のグローバル通信付きモデルなら、

2年間のランニングコストは、0円

2年目以降も利用したければ、1年5000円

月々にすると、約400円で、延長利用できる。

これは安い。

 

世界中ですぐ使えて、通信料は2年間無料で使い放題!

これが、『ポケトークW』の魅力

 

 

デメリットは?

英語圏だけなら、翻訳アプリで十分かも

英語の翻訳精度なら、グーグル翻訳でも十分だと思っている。

通信さえできれば、無料で通訳機能も使えるのは、やはりお得。

ポケトークの力を特に発揮できるのは、英語圏以外と言える。

 

年に数回しか使わないなら、レンタルでいい

1年の内、1週間程度の海外旅行で使いたい、ということであれば…

2年間の使い放題で購入しても、さすがにもったいない

レンタルサービス会社では、ポケットWi-Fiだけでなく、

ポケトークをレンタルしているところも多いので、

ちょっとした旅で利用したいなら、レンタルのほうが無難だ。

購入前の試用としてのレンタルもいいかもしれない。

購入前にお試しレンタル

 

2年間で、おおよそ1ヶ月以上海外に滞在して、ポケトークを利用したい

という人なら、

購入したほうが、長期的に見て安く済むだろう。

 

カメラ機能は無い

カメラで写した文字を翻訳してくれる機能は、備わっていない

この点は、翻訳アプリや、他社翻訳機には劣る。

しかし、人里離れた看板を翻訳したいならまだしも、

レストランのメニューとかを翻訳できなくても、

ポケトークを使って店員と会話すれば、特に問題ない気もする。

あるいは、どうしても読みたければ、そのときは翻訳アプリを利用すればいいだろう。

自分の経験上、文字が読めなくてもなんとかなるものだと思っているので、

カメラの必要性は、あまり感じていない

 

 

旅のお供に、通訳機の時代

実際にポケトークを体験してみて、

同時通訳の技術も、ついにここまで来てるのか… と、今さら実感できました。

 

ドラえもんのひみつ道具『ほんやくコンニャク』は、夢のような道具だったが、

そんな瞬時の通訳の実現も、そう遠い未来では無いかもしれない。

夢のAI通訳機』とは、言い得て妙だ。

 

ポケトークW』について簡単にまとめると、

性能面は、申し分なし!

数ヶ月単位で利用したいなら、買い!

英語圏以外なら、さらに良し!

といったところだ。

 

ちなみに、

専用グローバルSIM無しのWi-Fiモデルもあるが、

コストと性能を考えたら、グローバルSIM付き一択だと思う。

 

というわけで、

これからのトラベルグッズには、ポケトークを!

皆様、よい旅を!

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